食材にこだわり、味にこだわり、
愛情こめて造られたヤギシタです。
第一次世界大戦(1914~18) 中国 青島要塞戦に敗れ日本に送られたドイツ兵と収容所付近住民は、心温まる数々のエピソードを残しました。 中でも徳島で行ったヴェートーベン第9交響曲演奏など、戦争を超えた比較的自由な交流は今でも語り草となっています。
このドイツ兵の中に数名のハム職人がおり、日本人に対してハムの製造技法を伝えました。 アウグスト・ローマイヤーもその一人で、戦後もドイツに帰国しないまま日本の若者にハム製造・匠の技を伝授し続けました。
当社の創設者である八木下俊三も、ローマイヤー氏に師事し、匠の技を叩き込まれ、後に良質な九州の豚に目を付けた兄弟三人、協力して北九州の地で創業(1928)したのがヤギシタハムの始まりです。 以来綿々、師匠に学んだ伝統の味を頑ななまでに守りつづけております。 ヤギシタハムがローマイヤー製法とかドイツ風とか言われる所以の概略です。 昭和3年(1928)、ドイツのハム製造職人アウグスト・ローマイヤー氏より伝授されたハム製造法をもとに、八木下俊三が福岡県八幡市(現北九州市八幡西区)にて創業。以来、90余年間にわたってこだわり続けたマイスター(匠)の味は、厳選された原材料、程よく配合された調味料と香辛料で長時間塩漬熟成、乾燥、そしてゆったり燻煙するこだわりの製法によって生まれます。ヤギシタハムの味は伝統の味です。
会社概要
商号 | 株式会社ヤギシタ |
---|---|
本社・工場所在地 | 〒807-0831 福岡県北九州市八幡西区則松三丁目14-11 >>詳しい地図を見る |
創業 | 昭和3年 |
資本金 | 20,000千円 |
代表者 | 代表取締役社長 杉田英雄 |
電話・FAX | 電話 093-692-4186(代表) / FAX 093-692-0286 |
営業時間 | 営業時間: 午前9:00~午後17:00 定休日: 水・日祝日 ※但し祝日が入る週は水曜日営業。他、年末年始・夏季は休業 |
事業内容 | ハム、ソーセージ、ベーコン等の食肉加工製造販売 |
取引銀行 | 福岡銀行 / 福岡ひびき信用金庫 |
販売先 | 小倉井筒屋 / その他有名スーパー、専門店、ホテル、レストラン |
沿革
1928年(昭和3年) | 八木下道三、俊三、九一の三兄弟は良質な九州産豚肉を原料にしたハム、ベーコン、ソーセージの製造を思い立つ。永年ドイツハムの名匠、アウグスト・ローマイヤー(August Lohmeiyer)に師事、研鑽を重ねた俊三は、同門の職人数名と製造部門を担当し、福岡県八幡市熊手町(現北九州市八幡西区)のラムネ工場跡を借りて製造を開始する。長男道三は営業を担当し、門司、下関、若松に入港する外航船への売り込みをはじめ、当時としてはまだ一般的に普及していなかった製品を地元北九州のレストラン、ホテルから全国へと次第に販路を拡大する。 |
---|---|
1934年(昭和8年) | 福岡県八幡市大字熊手858番地(現北九州市八幡西区筒井町)にハム工場を新築移転する。 |
1935年(昭和9年) | 株式会社八木下ハム製造所設立。代表取締役八木下道三 |
1938年(昭和13年) | 韓国馬山にハム工場を新設。主として鎮海港を基地とする。海軍艦艇向け薫製品を製造販売する。 |
1945年(昭和20年) | 韓国馬山工場を閉鎖する。 |
1947年(昭和22年) | 米軍8軍の指定工場として博多、小倉キャンプ、板付航空隊、佐世保海軍基地にハム、ベーコン、ソーセージなどを納入する。 |
1949年(昭和24年) | 福岡営業所開設。 |
1950年(昭和25年) | 大阪営業所開設。 |
1958年(昭和33年) | 東京営業所開設。 |
1988年(昭和63年) | 北九州市八幡西区中の原に製造所を新築移転、JAS工場認定を受ける。 |
1996年(平成8年) | 株式会社ヤギシタ設立(資本金20,000千円)株式会社八木下ハム製造所の販売部門を分離独立する。 |
1998年(平成10年) | 八木下ハム製造所の工場、営業所を閉鎖。 |
1998年(平成10年) | 北九州市八幡西区樋口町に工場を移し、製造・販売をする。 |
1999年(平成11年) | 衛生管理向上のため冷蔵庫、解凍室、包装室を増築する。 |
2000年(平成12年) | 熟成庫・製品冷蔵庫・出荷室増築。 |
2011年(平成23年) | ホームページをリニューアル。 |
2019年(令和1年) | 10月 北九州大学と共同開発で無添加ソーセージを開発。 当時の新聞掲載記事はこちらをクリック |
2021年(令和3年) | ホームページをリニューアル。 |
2024年(令和6年) | 1月 北九州市八幡西区則松に工場並びに事務所を移転。 |